帝塚山マンションリノベーションＰＪの工事は順調に進んでおります。

なにせ造作工事が多いため、工事期間は相変わらず長いですが。。。

この建物がクボタ創業者屋敷跡に建っているお話を書かせていただきましたが、それ以前も物語のある面白い場所でもあります。

登記簿を見ると地目が「宅地」以外に「保安林」と記載されているものがあります。

マンションでは初めて見たほど珍しいです。

帝塚山の西側の地名が「粉浜」なので、昔は近くまで海があり海風も強かったでしょう。

江戸時代の元禄年間には津守新田が開発されていたので、その頃には陸地になっていましたが、ちょうど高低差がある場所なのでずっと風は強かったと思います。

その風を防ぐために防風林があり、その名残が保安林で残っていると想像できます。

今では西側も高層建築物がたくさんあるため実感は湧きませんが、実際敷地内には多くの樹木が植わっており、春には桜満開にもなります。

年内に内覧会出来るようにがんばってプロジェクトを進めます。

ご期待ください！

チーフ