収益物件を扱っていると地方の収益物件情報も入ってきます。

地方都市の県庁所在地周辺の収益物件もあります。

大阪で言うと淀屋橋周辺の収益物件というイメージでしょうか。

大阪にいると魅力的に感じますが、地方都市の中心地の状況を把握していると非常に厳しいということが分かります。

例えば、愛媛県松山市の中心街は大街道という場所になります。

イメージは難波、心斎橋筋商店街です。

そのエリアは確かに一等地ではありますが、現状の店舗や土地利用については非常に厳しい現状です。

ロードサイド店舗の約１割は募集看板が貼っていますし、裏手は時間貸駐車場がかなり多く見受けられます。

これは松山市だけでなく他の地方都市も同様です。

大阪異なり電車移動が主ではなく車移動が主である都市は、中心街が寂れ、郊外型ショッピングモールに人が集まるようになっています。

その為中心街の収益物件の稼働率が落ちています。

収益物件は稼働してこそなので、イメージだけで飛びつくと後悔します。

チーフ