西川美和監督の「すばらしき世界」を観てきました。

人生の半分以上を刑務所で過ごした人間が出所し、普通の生活が送れるまでを描いた作品です。

普通の生活を送る為には我慢の連続で、理不尽な事や苦悩や怒りと困難の戦いです。

共感できる場面が多々ありました。心にずしんとくるセリフもあり、自分が如何に見て見ぬふりをしてるのかが胸に刺さります。

この映画の元は佐々木隆三さんの「身分帳」ノンフィクション小説です。

この世の中のリアルが伝わり、そして人の優しさが心にしみます。

映画のパンフレットにシナリオが付いていて、楽しめます。

映画館を出てもこみ上げてくる涙を抑える事に苦労しました。

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