2021.1.30
コンバージョンセミナー
先日、大阪の住まい活性化フォーラムが主催する「コンバージョンのより住宅の利活用セミナー」に行ってきました。
簡単に言うと空家の住宅が多いので事業用にコンバージョン(用途変更)工事をして活用しましょうという事です。
事例紹介からコンバージョンが増加していることは実感できましたが、コンバージョンが叫ばれる以前から数多くのコンバージョン物件をプロジェクト化してきた当社からすると大きな問題点には触れられていませんでした。
法令関係の問題、隣接及び近隣住民との問題、そして事業収支です。
詳細は長くなるので割愛しますが、不動産業からすると、事業用にする以上収益が成り立つことが前提になりますが、建築設計業者は工事中で事業が成り立ちますが、肝心の不動産オーナーの事業収支や運営管理リスクが分からないとおこなうべきではありません。
事例で谷六エリアの長屋を宿泊施設へコンバージョンした事を上げていましたが、今、谷六エリアの長屋では売買に宿泊施設に利用しない旨の条件をつけられるほど近隣の反対運動があります。
さらにはコロナで宿泊施設の収支は壊滅的な状態ですから、建築設計業者は仕事も出来、宣伝も出来良かったですが、不動産オーナーはどうでしょうか。
当社は事業用案件である以上不動産オーナー様の収益が成り立つ物件ご提案いたします。
チーフ