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2024.5.11

不動産と節税

不動産市場の活況化に影響しているのが不動産による節税です。

昔は駐車場にアパートを建てて借地借家割合で相続税を抑える手法が主だったものでした。

それがタワーマンション節税がブームとなり一機に主役に躍り出た感があります。

規模を求める方は1棟マンションの購入も増加しています。

だだあまりにも相続税評価と時価との乖離が大きい為、規制が入ったのはご存じの通りです。

売り買いの時期にもよりますが概ね時価の3割~4割程度のものは×になるようです。

多くの事業は相続税以外の節税にも熱心で多くの節税商品が生み出されました。

足場節税、ドローン節税、コインランドリー節税、航空機リース節税、船舶等々。。。

これらの節税商品で実際に節税がうまくいったかどうかはわかりませんが、非常に危ういと感じます。

最初から節税を一番の目的としている商品は続かないことがセオリーだからです。

不動産の場合は一物四価であり、乖離があることが前提となっています。

その仕組みは簡単には変えることは出来ませんし、節税のために作られたものでもありません。

建物に実需があり、社会問題化しなければ不動産による節税は続くと思われます。

税金を意識した不動産購入もお待ちしております。

チーフ