BLOG

2022.1.29

平成バブル

東京のマンション価格がバブル期を超えたとのニュースが報道されています。

大阪も都市部のマンション価格は上昇していますが、そもそもバブル期にタワーマンションがなかったので単純比較は出来きません。

バブル期の土地価格と現在の土地価格ではまだまだ乖離があり、当時からの物価上昇や建築費の上昇を勘案するとキャッチはフレーズを使っているだけのように見えます。

バブル期の最高値は御堂筋沿いで坪1億円で、長居エリアで坪700万円で取引されていましたが、まったくその価格には届いていません。

単純にバブル期との価格の比較よりも、バブル期より日本の人口が高齢化し、成長率が鈍化して所得が増加していないこと、海外の資金が流入しやすくなったこと、証券化により資金が流入していること、不動産投資家の増加で資金が流入していること、そして長期金利に注視する必要があると思います。

「健全なラインの借入比率を心がける」これに尽きると思います。

チーフ