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2024.6.8

建物の固定資産税

不動産を所有すると毎年かかってくる固定資産税・都市計画税は固定資産税評価額を基に課税されます。

建物は築年数が経過すると評価額が下がり固定資産税も下がると不動産所有者は思っています。

その固定資産税が最近下がらないケースが多くなっています。

建物の評価額は、耐用年数からなる経年減点補正率とその時に建物を再建築価格から計算されます。

この建物の再建築価格が上昇しており、建物評価額がなかなか下がらなくなっています。

特に新築の建物ほど経年減点補正率で下がっていくはずにも拘わらず、ほとんど下がらずに固定資産税が高いままになっています。

既に築年数が経過している建物は評価額が下がりきっているので影響は少ないですが、築浅の建物はなかなか固定遺産税が下がらないというケースがこの先も続きそうです。

チーフ