2018.9.20
不動産物件調査
先日お取引させていただきました物件は、非常に物件調査が重要なポイントになりました。
当初現地確認と役所調査を行ったところ、前面道路は舗装済の4m道路でインフラ配管はも一般的なものでした。
しかし現地よく調査すると裏側の通路に排水桝が。
その排水桝をすべて開けて調査すると近隣住居も含めて私設管にて排水されており、その排水が対象物件内を経由してさらに路地を通って数十メートル先の市の桝まで繋がっていることが判明しました。
裏側に走っている上水道も大阪市の図面と全く異なっており、さらに地積測量図はなく、対象物件建物が隣接地建物と吸着しており、変形地、高低差ありといくつもハードルある物件でした。
一歩間違うと引渡し後にトラブルになります。
お住まいされていると特に不自由はなくても売却するとなると多くのことが顕在化してきます。
きっちりと調査される不動産業者に相談してください。
チーフ